VF買収の影響について考察メモ
(18:30追記)買収に関するファイナンス面では、ライターの三上さんが図説付きの大変わかりやすい解説を書かれていますので、そちらを参照ください。
>ソフトバンク2千億円で1.8兆円企業(ボーダフォン)を買収
ついに決まってしまいました。ボーダフォン買収。
買収のみならず、ボーダフォングループと提携までしたことで、先々の「コンテンツのグローバル展開の可能性」については今まであまり想定されなかった要素ですが、とにかく「風が吹けば桶屋が儲かる」式に、いろいろな影響が出てきそうです。
大きな絵で買収そのものを考察・総括をするには、少なくとも自分にはもう少し時間が必要です。
が、とりあえず想定される「ごく小さな影響」について、少しトバし気味にではありますが3つほど挙げてみました。
今後も随時追加してみます。
(1)Yahoo!Japanでは今後ドコモ&auの広告がなくなる可能性は?
最大のPCポータルサイトYahoo!Japanが携帯電話事業者の一角になるとすれば、今まで大量に出稿されていたNTTドコモやau、そして関連する端末の広告が、今後Yahoo!Japanでは一切見られなくなる可能性もありうる。何たって「FMC」だから。(笑)
もしそうなれば、短期的にはYahoo!Japanの広告収入に少なくない影響をもたらすと思われる。
逆に他のPCポータルサイトにとっては、Y!Jへの広告出稿の分だけ、新規広告営業のチャンスなのかもしれない。
(2)「Yahoo!モバイル」がドコモ&auから使えなくなる可能性はないのか?
やはり当然「Yahoo!コンテンツストア」と連携強化のようですが、それにはある程度は時間は必要でしょう。
VFあらためSBにとり、一番早くできて効果的(?)な「解約防止策」としては、勝手サイトで日本最大PVの「Yahoo!モバイル」を、今後はNTTドコモやauの端末から一切見ることができないようブロックしてしまうだけである程度の効果も期待できるかも?事実、それで失われるライバルのパケット収入だけでもソフトバンクにはいい材料かもしれない。
ただしYahoo!モバイルの広告収入も「9割減」ぐらいにはなりそうですが。(笑)
これならたいした開発をしなくとも、すぐに実行できます。
特に、ドコモ&auユーザーでなおかつ「Yahoo!オークション」のヘビーユーザーという人にとっては、代わりとなるサービス(PC&ケータイ両方から使える大手オークション)は事実上「楽天フリマ」ぐらになってしまいクレーム続出は必至なので、果たしてそこまでやってくるか。。。
さらに、日本では2番目にユーザーの多い「Yahoo!メッセンジャー」も、今後モバイルでの利用はVFユーザー限定になったら?
どちらにせよ、MNP実施から半年後ぐらいまでの間に何もできなければ、ボーダフォンは自社契約者数の10%ぐらいは失いかねないという「待ったなし」の状況なので、いますぐやれる何らかの解約防止策はどうしても必要なはず。
上記のような事態が起こらないことを祈るばかりです。
(3)「Duogate」の位置づけはどうなる?
auは、いままで目だったプロモーションもなく地味にやってきた「Duogate」をYahoo!Japanの対抗馬として肩入れしてくるか?いずれにせよ、もしもPCで最大PVのY!Jがライバルキャリアの広告ばかりとなった場合、ドコモ&auとしては、それに代わるPCインターネット上でのプロモーション機会(媒体)を自ら創出する必要が生じるかも?
しかし上記の3点、どれも直近で「儲かる」「利用者が増える」「消費者の利益になる」ってな前向きの話がひとつもないですね。
僕はもともと買収反対派でしたので、ネガティブな考察が多いのは大目に見てやってください。
・・・とにかくVF買収で起こるだろう多くの影響は「バトン」にして回したいぐらい。
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